大きな空間・小さな空間:住宅設計図をデザインしよう!



大きな空間・小さな空間

体育館などの敷地も大きく、天井も高い大きな空間、千利休のつくった畳2枚分の茶室の小さな空間。 人はどちらの空間が心地用意のでしょうか?

日本の住宅はその狭さから、「うさぎ小屋」と称されていますが、私たちは多少狭いと感じながらも普通の生活は支障なく行なえます。 そのような空間に慣れたためなのでしょうか、阪神大震災の時に避難施設として使われた学校の体育館ですが、仕切りを設けて寝泊りをしていましたが、 その天井が高すぎたため、落ち着かない、寝付けないなどと言う声が多く寄せられました。

大きな空間は気持ちの良いものですが、毎日の生活観とはかけ離れた非日常的な空間なのです。

その反面、古い日本家屋から続く感覚として、大空間を持ちながら障子などで曖昧に仕切るなどして生活するなど、 大きな空間を生かす知恵も持ち合わせています。この大きな空間が生かされているのは知恵ありきでのことです。

天井の高く、床面積の広い部屋がただ良い部屋と思われがちですが、自分の感覚に合った空間であることが重要です。 ただ必要以上に大きい空間では落ち着かず、その空間を生かしきれません。 自分に合った空間とは、今まで生活してきた空間に非常に大きく左右されます。 幼少期から今までどのような空間で生活してきたかです。

住宅設計図のデザインにおいて、自分の部屋の大きさを決めるときは、自分の落ち着ける大きさの空間を模索するのも快適な住宅を作る秘訣です。

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家を建てたり、購入を検討する際には、色々な知識が必要です。

不動産屋・ハウスメーカーによる建売り住宅を選ぶのか?分譲マンションを選ぶのか?それとも夢のマイホームとして、一から建築家に頼んでオーダーハウスを建てるのか?色々な検討が必要です。

また、家を建築する際にも、どのような間取りにするのかといった事や、高齢者にも優しいバリアフリーを目指すのかなど、色々設計者と協議する事もあるかと思います。

そんな方々に対して、住宅設計図をデザインする際の、建築の基礎知識や建築にかかるお金や色々な住居の形態などを解説します。