LDK:住宅設計図をデザインしよう!



LDK

LDKとはL:リビング、D:ダイニング、K:キッチンのことで部屋が2つであれば2LDKのように表されます。

このように部屋を表すようになったのは、戦後の高度経済成長期に現在の都市再生機構が住宅供給不足に対応するために 作った団地に日本の住宅ではなかったダイニングキッチン(DK)というものを取り入れてからです。

それ以前の日本の住宅は、1つの部屋で食事から就寝まですべて行なってきました。 朝起きたら布団をたたんで片付け、ちゃぶ台を出して食事をしてくつろぐ、また夜になるとちゃぶ台を片付けて、 布団を敷いて寝るという生活をしていました。

寝る場所と食べる場所とが一緒だったのですが、 全体で12畳ほどある住宅でも、6畳6畳と部屋を分け例え狭くとも食事する場所と寝る場所を分けたいという 家庭が多くなってきたことを受けて、キッチンと食事をする部屋を作りそこにDKという和製英語をつけたのです。

そのうち、食事をしながらくつろぐ空間が生まれLDKという形になりました。 部屋の数は家族の人数で決まり、夫婦の寝室に子供の部屋という風に4人家族でしたら3LDKという構成が主流となっています。 このような形式になったのは核家族化が進み、確立されたことを証明する形であるとも言われています。

現在もほとんどの住宅がこの形式で作られていますが、ライフスタイルの変化には対応できないのが問題視されています。 昔のような大家族で住むには、人数に応じた部屋数やみんながくつろげるリビングは不可能になってきますし、 最近増えてきた独身者や子供のいない夫婦も多くそのような人たちにはこのnLDK形式でなくても良いという人も多いです。

現在の私たちには長年慣れ親しんできた形式ですのでどうしても固定概念に囚われてしまいますが、 「必ずしもこの形式にとらわれなくても良い」ということを、考えの一つにおいてみると 自分なりの住宅設計図をデザインする上で、良い考えが生まれるのではないでしょうか。

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家を建てたり、購入を検討する際には、色々な知識が必要です。

不動産屋・ハウスメーカーによる建売り住宅を選ぶのか?分譲マンションを選ぶのか?それとも夢のマイホームとして、一から建築家に頼んでオーダーハウスを建てるのか?色々な検討が必要です。

また、家を建築する際にも、どのような間取りにするのかといった事や、高齢者にも優しいバリアフリーを目指すのかなど、色々設計者と協議する事もあるかと思います。

そんな方々に対して、住宅設計図をデザインする際の、建築の基礎知識や建築にかかるお金や色々な住居の形態などを解説します。