RC造:住宅設計図をデザインしよう!



RC造

鉄筋コンクリートで建てる工法をRC造といいます。

マンション建設に使われているというイメージがありますが、住宅建設にも利用されています。 「打ち放し」というコンクリート仕上げ面に内装材を施さない工法が人気で、 ハウスメーカーや建売住宅などでは少ないですが、建築家と建てる場合には使用されるケースが多いです。

RCで建築する場合、砂や砂利とあわせたセメントに水を加え、それを型枠に流し込んで固めるのですが、 その材料の調合、施工方法などで強度がかなり変わってきますので、施工上は注意が必要です。

コンクリートの強度を高めるために中に鉄筋を組みますので、住宅の強度としては非常に高いですが、その分コストも上がります。 引っ張られるような力が働くところには鉄筋が働き、圧縮されるような力が働くところにはコンクリートが働くなど 両者の良いところが合わさることで始めて充分な強度が得られます。

また、鉄筋は酸に触れると錆を発生させますが、うまい具合にコンクリートがアルカリ性なので酸に触れる心配もありません。 このような鉄筋とコンクリートの相性の良い組み合わせは建築界でも革命的な発見でした。 遮音性も良く、プライバシーの問題も解消できることからとても好まれています。

しかし、コンクリートを練るときに水を使いますので完成後2~3年の間はコンクリートから出る湿気が非常に多いです。 温まりにくく、冷めにくい特性を持っていますので、断熱の方法も、室内温度にによって温められたコンクリートを冷やしたり、 日射熱によって温まらないようにと外気の影響を受けないために外側に断熱材を施すと、 暖房時などは暖房停止後も温まったコンクリートから室内に放熱されますので、気温の変化が緩やかです。

建築物を一体のものとして建設するので、コンクリートにひびが入りそこから酸が入り込み鉄筋が錆びるなどしてしまうと、 建物全体の強度に関わってきますので耐震設計なども非常に重要です。

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家を建てたり、購入を検討する際には、色々な知識が必要です。

不動産屋・ハウスメーカーによる建売り住宅を選ぶのか?分譲マンションを選ぶのか?それとも夢のマイホームとして、一から建築家に頼んでオーダーハウスを建てるのか?色々な検討が必要です。

また、家を建築する際にも、どのような間取りにするのかといった事や、高齢者にも優しいバリアフリーを目指すのかなど、色々設計者と協議する事もあるかと思います。

そんな方々に対して、住宅設計図をデザインする際の、建築の基礎知識や建築にかかるお金や色々な住居の形態などを解説します。